10月9日(日) (村山葉山1462m)、樽石山(1155m) |
〈 当日の経過 〉
畑コース登山口の駐車場で支度していると、豊橋のカーナンバーを付けた車で遠征中の二人組の巡礼 | ||||||||||
ハイカーと出会う。聞けば今日の村山葉山は日本百霊峰の一つらしい。 | ||||||||||
出発して程なく、路端に紫色したトリカブトのお花さんが私たちを出迎えてくれた。登山中は今はやりの | ||||||||||
黙登なんだろうが、そうはいかない。皆それぞれに我が人生の物語を語らいながら笑いありで和やかに。 | ||||||||||
広々としたブナ林の道を順調に高度を上げて行く。畑コース分岐点を過ぎると何か所かドロドロの泥道を | ||||||||||
八艘飛びの如く華麗にジャンブしながらクリアー。小僧森と大僧森を通過してやがて大ツボ石。 | ||||||||||
いつもならば馬蹄形の向こう側に奥の院のご立派な祠が見えるのだが、残念今日はガスって何も見えない。 | ||||||||||
風も若干強いぞ。村山葉山の山頂に立ち寄りして、先ずは奥の院へ。冷たく強い風が吹く中でプルプル | ||||||||||
震えながらの集合写真を撮れば、急いで山頂へUターン。風除けのため登山道のすき間で背を丸めながら | ||||||||||
早めのランチタイムだ。 | ||||||||||
今日のシャムコースの下りは長いから早目に下山開始するぞ、とCLの号令が飛んだ。 | ||||||||||
急いで帰り支度を終え、もっとゆっくりしたい気持ちを置き去りにして、気合を入れ直して行こう。 | ||||||||||
綺麗な紅葉を愛でるはずだったが、どこを見渡してもいまいち。途中一部ヤブ化した道、登山道を | ||||||||||
ふさいだ太い倒木、すべすべの下り急坂、何度となくアップダウンを繰り返してようやく樽石山に到着。 | ||||||||||
その後も目印の巨大な送電線鉄塔がなかなか見えて来ない。マイクロバスの白い屋根が目に入った瞬間は | ||||||||||
ほんとに安堵した。ブルーシートにドッカど腰を降ろした後は、もう一歩も動けない程だった。 | ||||||||||
ハーッ長かった、もう二度目は無いかも、ため息とも呟きが方々から聞こえて来る。それ程皆難儀 | ||||||||||
だったことを物語っている。それもそのはず下りの所要時間はおおよそ5時間だった。 | ||||||||||
帰路の途中、樽石川の上流に位置する隠れた人気スポット「白蛇の滝」を鑑賞する事が出来た。そして | ||||||||||
樽石大学ふるさと研修センターに立ち寄り、県庁駐車場に到着した頃には、辺りはすっかり暗くなっていた。 | ||||||||||
振り返れば、紅葉よりも素敵な笑顔の写真もいっぱい撮れました。12時間半の愉快な楽しい山旅でした。 |
資料を見ながら、今日の難易度確認
迎えてくれた満開のトリカブト 春はニリンソウと間違えないで猛毒です。
心地よいブナ林
余裕その①
余裕その②
急登で、暑くなったので脱ぎタイム
一服台だが、いっぷくはスルー
やっぱり休憩しないと体が持たない、お山の言うことはきくもんだなあ
畑コース分岐点近隣の木道と紅葉
アップするとこんな感じ
大つぼ石に立つ 下を覗くと結構ドキドキもの
寒いから早く撮って!
こちらは満腹して幸せそうな笑顔
今も昔もきれいどころの仲良し三人娘
ボカシの入った景色と木道の山人たち
笑顔の乙女とはにかむ三人のお嬢様
いよいよ樽石山に向かって、シャムコース分岐を下る
ジャングルジムのような倒木をくぐり抜け歩く 名号峰で訓練済み(笑)
幻想的なブナ林の中
熊さんにかじられた可哀想な樽石山の標柱
樽石山登頂
目印の巨大な送電線鉄塔、ゴールまで間近
ようやく下山、あと100m位でバスと及川さんお待ちかねです。
白蛇の滝を見学 みなさん、お疲れ様でした。
※ コメント、写真提供 阿部さん、清水さん
参考: 村山葉山は8年前の平成26年(2014年)6月に岩野コース~山ノ内コースで登ってました