6年前の平成22年6月、干支・寅年、また地元では開山80年祭として登山者が多かった。虎毛山は栗駒国定公園のほぼ中央に位置し、虎毛の名は山腹のいく条かの沢が縦縞の模様に見え、これを虎の毛に見立てたことからに由来するという。山腹一帯はブナや桧の天然林、山頂は高層湿原が広がり、ここからの栗駒山の美しい山姿を映す池塘が散在する天空の楽園である。虎毛山から次回例会(9/24)である栗駒山を眺めてみたいものである。

 

 

コースタイム  (==車移動 ‥‥歩き)

月 日             コース(時間)
9月4日 県庁05:05==道の駅ねまる06:00==駐車場着07:21.発07:45 ‥‥赤倉沢登山口08:00‥‥水場(トラの滴)08:10‥‥赤倉沢渡渉点08:40(休憩) ‥‥
桧林09:15(休憩) ‥‥夫婦桧‥‥高松岳分岐10:30(休憩) ‥‥虎毛山山頂11:35(昼食)12:30発‥‥高松岳分岐13:10(休憩) ‥‥休憩13:55‥赤倉沢渡渉点14:40‥‥水場(トラの滴) ‥‥登山口着15:40発15:50==道の駅おがち小町の郷16:30==県庁着18:40

 

珍しく、マイクロバス1台で。朝の挨拶で「今日の行程は・・・ 」

 

国道108号旧道(仙秋サンライン)の赤坂橋を見上げながら行きます

 

崩落地では石の上を慎重に

 

赤倉沢渡渉点。ここから急登

 

夫婦桧。かくありたい

 

高松岳への分岐。急登はここまで

 

4年前に再建された避難小屋。高松岳への縦走者(特に関東の人)が、宿泊に利用している模様

 

頂上の先の木道で昼食

 

虎毛に因み、色違いのシャツで決めました(たまたまです)

 

池塘の前で。霧のため周囲の山は見えず

 

全員集合

 

笹藪に覆われた歩きにくい道が終わり、分岐点に戻ってきました

 

ノリウツギ

 

渡渉点で、顔や手を洗い、ひと息つく

 

チョウジギク

 

オトコエシ

 

約千メートルの標高差を往復。渡渉点からの林道が長かった

 

サラシナショウマ

 

 

特記事項

今日の目的地、虎毛山にバス一台で出発。登山口の手前の駐車場で下車、会長の挨拶で虎毛山の由来と阪神タイガーズが優勝した時、虎が付く山で日本で一番高い山がここ虎毛山なので、お祝いに関係者の方々が登ったという話を聞き出発。左手に赤倉沢の川の流れを見ながら、緩やかな道を暫く歩く、純白のウメバチ草が咲いていた。赤倉沢に架けられた木の橋を渉ると渡渉点に着く、ここから高松岳分岐まで展望のない急登を600m一気に登る、なにせ暑い!でも高松岳分岐に着くと、夏の終わりを感じる時折吹くさわやかな風がここちよい、避難小屋が見えたらまもなく山頂到着。湿原に敷かれた木道で昼食を頂く。小屋で会長のお話の、阪神タイガーズの大きな黄色の垂れ幕を見つけました。帰りは登ってきた道をひたすら下る、ほとほと嫌になった頃渡渉点に着き、冷たい川の水で癒され元気が出る、無事到着。
南の方は台風が来てるというのに、恵まれた山行になりました。
 〔今日出会った花・木〕
 サラシナショウマ・リョウブ・ノリウツギ・クロヅル・テンニンソウ・ツリフネソウ
チョウジギク・ゴマナ・オトコエシ・ウメバチソウ・他

 

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