平成22年 5月9日・豪士山(1022m・高畠町)
今回の例会は高畠町の豪士山へ登った。
途中の豪士峠は往時高畠町上和田と福島市茂庭を結ぶ茂庭街道の峠道で亀岡文殊堂への参拝の人々が通った道だったそうで、昔の人々の荷物を背負って歩く姿を想像しつつ九十九折の登山道を歩きました。
『巨木の山桜』
当初駒ケ岳を経由して豪士山への周回コースの予定だったが、春先の低温の影響なのか駒ケ岳の残雪が多く急遽中ノ沢から豪士山を目指すコースに変更になった。
中ノ沢を渡った所に巨木の山桜が美しく、思わず足を止めて見ほれた。
『急坂を登る』
樹木の芽がようやく出始めた中ノ沢コース、高度600mの急登にあえぐ。
『豪士山最後の登り』
豪士峠を過ぎてから例年になく多い残雪の中を豪士山への最後の登り
『豪士山頂上』
大朝日をバックに
豪士山の頂上は風が強いが天気は良く、吾妻、飯豊、朝日、月山の峰々がその全貌を見せてくれた、まだまだ深い雪に覆われて白く輝いていた。手前には、まほろばの里置賜の田園風景がひろがっていた。
『豪士山の下り』
650mの断崖絶壁で
谷底を見るとまさに春本番、芽吹き始めた新緑のさまざまな彩りに、まさに山笑うの感を強くした。
今回の山行はコース変更というアクシデントがかえって、ゆっくりとした五月晴れの山行を楽しませてくれた。
(7:00)山形出発、(8:40)中ノ沢登山口、(8:57)登山開始、(10:00)中ノ沢峠
(10:39)江の沢山、(11:15)豪士峠、(11:40)豪士山山頂、〜 (12:15)昼食
(12:20)下山開始、(13:55)豪士山登山口、(14:05)帰路へ
山形着 15:40。