平成22年 5月22日・三本槍岳(1916m)


今回の例会は那須連峰の最高峰の三本槍岳に福島県側より登り、栃木県側へ下山するコースで実施した。
三本槍と言う名称は、江戸時代会津、白河、大田原の三藩が山頂に槍を立てて国境を確認したのに由来する。


 コースの説明  
『コースの説明』
出発に先立ち、松浦会長よりコースについての説明

 

 登山開始  
『登山開始』
今回は、参加する会員が30名と多く、天気も良く、足取りも軽く、10:00に登山口の駐車場を出発した。

 
 

 松川街道の石碑  
『松川街道の石碑』
林道終点、右 野際新田 これより 七粁
       左 大峠    これより 弐粁
会津中街道とも称された「松川街道」は江戸時代、会津地方と江戸を結ぶ街道の1つで大峠超えのルートは、天和3年(1683)の日光大地震で五十里湖が出現し、会津西街道の交通が途絶えたことから会津藩が整備を進め、享保9年(1724)会津藩主保科正容の参勤交代でも利用された、明治24年東北本線、明治37年磐越西線の開通でその存在意義を失った。

 大峠  
『大峠』
大峠で休息、標識は大峠が「街道の十字路」で交通の要衝だった事を物語っている。

 

 三本槍山頂  
『三本槍山頂』
山頂は、交通の便のよい栃木県側よりの登山者が多く混雑していた。

 

 朝日岳と茶臼岳  
『朝日岳と茶臼岳』
下山路は栃木県側へ、朝日岳と茶臼岳を望みつ、中の大倉尾根を下った。
マウントジーンズスキー場ロープウエイの山頂駅の横を通り、北温泉へくだった。
このコースは3万株の『シロヤシオツツジ』の群生地とのことで期待していたのですが春先の低温のせいで残念ながら咲いていませんでした。

 

 五葉ツツジ  
『 五葉ツツジ』
敬宮愛子内親王様の御印とされる(別名、シロヤシオツツジ)
北温泉に下る南面に咲いていました。

 

 
(6:23)山形出発、(8:30)白河IC、(9:22)日暮滝、(9:42)大峠林道駐車場
(10:00)登山開始、(10:11)林道終点、(10:46)大峠、(12:20)鏡沼分岐
(12:34)三本槍岳頂上、(13:35)朝日岳分岐、(15:00)マウントジーンズスキー場、(16:00)北温泉  
山形着 19:20。

*** 写真撮影 : 三 浦  鐵 太 郎 ***

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