平成22年 7月4日・早池峰山(1917m)

今回の例会は、岩手県北上山地の最高峰、早池峰山を小田越から登り、河原の坊に下山するコースで実施しました。


 小田越登山口  
『小田越登山口』
多くの監視員やボランティアの方が 登山マナーガイドのパンフレットを 配って、携帯トイレの持参や登山 マナーを呼びかけていた。

 

 ハヤチネウスユキソウ  
『ハヤチネウスユキソウ 撮影:和田英光』

  ** 花についている 『露』 見えますか **

登山口から1時間ぐらい登った 岩場で撮った早池峰の固有種 ハヤチネウスユキソウ。 以前の例会で訪れた大迫町立 山岳博物館には、アルプスのエー デルワイスが植えられていた。

 

 天狗の滑り岩  
『天狗の滑り岩』
天狗の滑り岩の梯子場 しっかりした2本のハシゴ だったが、チョッピリ緊張 した。ここを越えると山頂 は近い。

 

 御田植場のお花畑  
『御田植場のお花畑』
山頂近くの平地には チングルマなどが咲く 一面のお花畑で疲れ も忘れてホットした。

 

 早池峰山の山頂  
『早池峰山の山頂』
早池峰神社奥宮があり 早池峰修験の雰囲気が 残っている。しかし今は 老若男女の登山客でいっぱいだ。

 

 ナンブトラノオ  
『ナンブトラノオ』
下りの打石付近で やっと見つけたナンブトラノオ。 ここから頭垢離までの蛇紋岩 のガレバは急坂で、石を落とさない ように緊張して下った。

 

霧がかかっていたが梅雨の最中にしては、天気に恵まれた。最初から最後まで蛇紋岩の岩場で、雨に濡れたらさぞかし滑って苦労しただろう。ハヤチネウスユキソウなどの固有種や稀産種を含む数多くの高山植物の宝庫とのせいか登山マナーには事の外厳しく、多くの監視員やボランティアの方がマナーガイドのパンフを配り、携帯トイレの持参を呼びかけていた。  
(5:00)山形発・東北道・花巻IC、(8:15)岳駐車場、(8:40)シャトルバス、(9:00)小田越口より登山開始
(10:50)天狗の滑り岩、(11:10)御田植場、(11:20)早池峰山の山頂、(12:10)下山開始
(12:40)打石、(13:40)頭垢離、(14:40)河原の坊、(15:10)シャトルバスで峰南荘前へ
帰路は、花巻ICより東北道へ  
山形着 18:45。

*** 写真撮影 : 和田 英光 and 平野 毅***

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