平成22年 8月7日〜8日・雨飾山(1963m)
今回の例会は1泊2日で実施しました。
第1日目は歴史街道「塩の道」(新潟県糸魚川から長野県松本城下までの 120Km を結ぶ「千国(ちくに)街道」)の一部、小谷村の千国越コース(約7Km)をガイドの案内で歩いた。
第2日目は早朝に小谷温泉の宿泊先「雨飾荘」を出発し長野県側より雨飾山に登り、新潟県側の雨飾温泉へ下山し、北陸自動車道経由で山形へ帰るコースで実施しました。
『塩の道・前山百体観音』
糸魚川から松本城下までの
約120キロを結ぶ「千国街道」は、
戦国時代、上杉謙信が仇敵
武田信玄に塩を送ったという
「敵に塩を送る」の故事の舞台に
なったといわれる。
千国コースのスタート地点の
「前山百体観音」は全国の霊場
にちなんだ観音様が立ち並び、
表情もさまざま。
『小谷村郷土館』
この旧街道は、ボッカや牛方が立ち寄った
宿場や茶屋、番所の跡をはじめ、歴史が
学べる資料館もあり、終点の郷土館は
長い間村役場として使われてきた。
『雨飾高原キャンプ場』
村営雨飾荘から途中に鎌池を
覗いて、キャンプ場に着く。ここが
長野県側からの登山口だ。
『荒菅沢の雪渓』
涼しい雪渓の上で休憩して
いよいよ急坂に入る。深田久弥は
この沢を源頭までつめて山頂に達して
いる。志げ子夫人と案内人の4人で。
我々は横切って夏道に入った。
『笹平を行く』
山頂近くの尾根は、笹とお花畑。
ヤマハハコ、ハクサンシャジン、ミヤマ
ウツボグサ、ミヤマシシウドなどが
霧の中に浮かんでいた。
『雨飾山頂』
北峰には4体に石仏と祠があり、
南峰には1963mの三角点と
山の神の石柱がある。
残念ながら、時々霧の晴れ間に
登ってきた尾根が見える程度。
昼食後笹平から新潟側の雨飾
温泉に下りた。
[1日目]
(5:00)山形出発、(7:25)荒川胎内IC、(10:00)糸魚川IC、(10:43)小谷村郷土館駐車場
<塩の道>(12:10)松戸口バス停前、(12:23)前山百体観音、(12:52)沓掛牛方宿、(13:26)弘法の清水
(13:38)牛つなぎ石、(13:44)親坂石仏群、(13:52)千国番所跡、(14:33)千国諏訪神社
(14:38)三十三番観音、(15:05)大別当石仏群、(1543:)小土山石仏群、(15:52)小谷村郷土館
(16:20)小谷温泉雨飾荘、(18:00)夕食、(21:00)就寝
[2日目]
(3:40)起床、(4:55)雨飾荘出発、(5:20)雨飾山登山口、(5:33)登山開始
(7:06)荒菅沢、(8:30)笹平
(9:23)雨飾山頂、(10:00)昼食後下山開始
(11:15)中の池、(12:10)一ぷく処、(13:30)雨飾温泉登山口
(14:10)塩の道温泉
(15:00)入浴後帰路へ、(17:03)米山SA、(17:43)夕食後出発
(19:10)荒川胎内IC(19:25)関川道の駅、
山形着 21:40。