平成22年 8月22日・鳥海山(2236m)

今回の例会は山形県の最高峰鳥海山へ滝の小屋登山口より登り心字雪渓を経て頂上へ、下山は康新道で秋田県側の祓川ヒュッテへ下るコースで実施しました。


 鳥海山・湯ノ台登山口  
『鳥海山・湯ノ台登山口』
鳥海高原ライン終点が今日の 出発点。山形から高速道で 2時間半。鳥海山も日帰りが 出来るようになった。すでに先客 の車の脇で準備運動をして出発。 ガスがかかっているので涼しい。

 

 心字雪渓・大雪路  
『心字雪渓・大雪路』
夏道もあったが、あえて経験の為 雪渓にあがる。濃霧の中、つるつる滑る スプーンカットの残雪はスリル万点。 だが今日の案内役は、酒田出身の 早坂会員で安心。

 

新山  
『新山』
残念ながら何も見えない 新山山頂から降りる。 昭和49年に出来た噴火口 を眺めて御室小屋に戻る。

 

 鳥海山大物忌神社  
『鳥海山大物忌神社』
神社参拝の後、強風の為 小屋に入って昼食。新しい 部屋にはテーブルもあって 快適。トイレもバイオになった。 ただし休憩料は一人300円。 新山に登らないで、昼寝した人 もあり。

 

 康新道  
『康新道』
七高山からは康新道を 下りた。東鳥海馬蹄形 カルデラと呼ばれる火口の ふちを歩くもので、秋田側の 樹林帯や沢筋が眺められ、 庄内からの景観と違う雄大さ がある。神社近くにしかない チョウカイフスマも大きな株が あちこちにあり、今が盛りと咲いている。 背たけの大きいチョウカイアザミも 負けずと目だっている。

 

 祓川ヒュッテ  
『祓川ヒュッテ』
竜ケ原湿原にある祓川ヒュッテに 着いた。小屋の清水は冷たく 甘露。ようやく山頂の雲も晴れ、 我々を見送ってくれた。ここからは 中島台から象潟にぬけ、酒田から 高速道で帰った。

 

晴れると思われていた天候も雨模様となり、頂上付近は雲の中で、下山路の康新道でやっと空が明るくなり眺望も楽しめた。
康新道は、祓川ヒュッテの管理人をしていた佐藤康さんが苦労の末切り開いたものだそうで、心して歩かなくてはとの思いを強くしつつ花の中を歩きました。  
(5:00)山形出発、(7:30)湯の台登山口、(7:45)登山開始、(8:04)滝ノ小屋
(9:04)河原宿小屋、(10:55)アザミ坂口、(11:30)伏拝岳、(12:10)山頂小屋
(13:27)山頂小屋出発、(13:56)七高山、(15:45)康新道・舎利坂合流点、(16:23)御田
(17:34)祓川ヒュッテをマイクロバスで出発、帰路へ⇒58号線⇒7号線⇒山形道高速⇒  
山形着 21:10。

*** 写真撮影 : 早 坂  一 佳 ***

記録表へ戻る