平成22年 10月9〜10日・小朝日岳(1647m)
今回の例会は当初の計画では神室連峰を小屋泊まりで縦走する計画でしたが、予定していた神室の小屋の完成が10月末とのことで計画を変更し、朝日鉱泉から鳥原小屋に泊まり、小朝日岳に登るコースで実施しました。
『朝日鉱泉を出発』
朝日鉱泉に着いた頃に早くも
雨が降り出し、傘を準備する者
雨具を着込む者、気温高で少々
の雨に濡れても良いと思う者など、
判断を各個人に任せて出発する。
『金山沢出合い』
朝日鉱泉の庭先を通過し、
20m程の吊橋を渡って山道
に入る。小雨で湿度が高いが
楢林の登山道は落ち葉が濡れず
歩きやすい。金山沢出合いでは、
沢水で喉を潤し昼食にする。
『鳥原湿原』
鳥原山から伸びる南東斜面を
トラバース気味に進む。鳥原小屋
周辺の緩斜面の木道を、スリップに
注意しながら慎重に進む。辺り一面
草紅葉やドウタンの紅葉と、常緑樹に
緑がマッチして非常に美しい。
『鳥原小屋』
鳥原小屋には先客が数名
いたが、我々は2階に場所を
確保する。室内は我々の熱気
のせいで、寒さは微塵も感じられない。
雨脚が徐々に強くなり外に出られず
紅葉観賞も出来ぬ故、山の話題と
持参した不足気味のアルコールと笑いで
時間を費やし、各自のおにぎりと闇鍋で
満腹、18時には就寝となる。
『鳥原山』
AM4:30 叩きつけていた雨音が
無く、三三五五起床し始める。2階
の窓からは山々に漂う雲間に、山形
市内が良く見える。海苔巻き餅、続いて
遅めのみそ汁で朝食を済ませ出発。
鳥原山三角点を通過し、展望台で休憩、
北東を見れば大井沢の町並み、葉山、
雁戸山が見える。しかし小朝日は雲に
隔てられる。
『小朝日岳山頂』
小朝日岳へのコースに赤い
ルビー色のマイズル草の実を
口に入れては、甘みを堪能
している人もいる。小朝日岳
から朝日の大パノラマが見られ
ないのが残念である。
『古寺鉱泉』
古寺山での昼食中、瞬時に
小朝日が雲の切れ間から
望むことができた。帰路は柳川温泉
にて汗を流しさわやか気分で帰宅
できた。
10月9日 (土) 曇りのち雨
(7:13)山形出発、(8:55)朝日鉱泉、(9:20)登山開始、(9:45)弘法清水
(12:03)金山沢、(12:30)昼食後出発、(14:25)鳥原小屋着
10月10日 (日) 曇り、時々雨
(8:08)鳥原小屋出発、(8:35)展望台、(10:15)小朝日岳、(11:07)古寺山
(11:45)昼食後出発、(12:10)三沢清水、(12:40)ハナヌキ分岐、(13:00)一服清水
(14:30)古寺鉱泉、(14:50)山形へ出発、(15:20)柳川温泉、(16:20)入浴後出発
山形着 18:00。