平成22年 10月24日・蔵王で芋煮会
今回の例会は、毎年恒例の蔵王での芋煮会、祓川コースを登り、観松平付近を散策してから、ドッコ沼近くの山形山岳会の山小屋で芋煮会を楽しんだ。
『蔵王祓川コースを登る』
わが会では毎年この時期に、
恒例の芋煮会をおこなう。
例年だと落ち葉がかさこそ音
をたてる中を歩き、残っている
赤や黄色に歓声を上げていた
が、ことしは猛暑のおかげで
紅葉も遅れ、紅葉狩りも楽しみ
ながらの散策になった。
『蔵王祓川コースを登る−2』
今年は蔵王中央ロープウェイの
温泉駅から観松平まで祓川コース
を辿った。祓川コースは昔からの
登山道で、姥神の石像や三宝
荒神山の石碑が残っているが、
地形図には途中が抜けている。
かつて有毒ガスが発生して
しばらく通行止めになっていた
せいかもしれない。
『黒姫山展望台』
黒姫山の山頂からは、雲がたち込めているのに、鳥海・月山・朝日・飯豊・吾妻の連峰が望まれ、かっての山行きが懐かしく思いだされた。
『芋煮会−1』
お腹をすかせ、たどり着いた
山形山岳会の小舎には、
ストーヴの火が点き、芋煮
のおいしそうな匂いが漂って
いた。早速、乾杯そして温かな
芋煮をほおばり、幸せをかみ
締める。さしつさされつ宴も、
盛り上がってきた。
『芋煮会−2』
お腹も落ち着いた頃、和やかな
雰囲気。歌集を取り出し皆で
山のうたを歌う。手拍子につられ
一曲が二曲に、笑いと歌声、飲み、
語り、時を忘れて楽しみ、山の
仲間の素晴らしさを感じた。
『山形山岳会山小舎』
毎年この場所を借りて芋煮会をしているが、
「・・山小屋」ではなく「・・山小舎」と表示されている
のには、はじめて気が付いた。この小舎は山形山岳会
が昭和32年に建てたもので、その後水道配管・台所
拡張・便槽工事・ベランダ拡張工事など並々ならぬ
努力と愛情が、つぎ込まれている。また、昭和62年
には立ち木の倒木による屋根の損傷により、全面改装
されている。我々にもお手伝い出来る事がないだろうか。
(7:40)山形駅前、(8:17)蔵王温泉バスターミナル、(8:50)祓川コース登山口、(10:15)砂防ダム
(10:20)姥神、(10:35)三宝荒神石碑、(10:40)蔵王林道、(11:00)観松平、(11:10)ひょうたん沼
(11:20)黒姫山、(12:30)山形山岳会山小舎に到着、・・芋煮会
(15:00)山小舎を出発、(15:30)蔵王スカイケーブルで下山、(16:00)蔵王温泉バスターミナル
山形駅前着 17:00。