5月21日(日) 白髭山(1284m)寒風山(1117m) |
東根市 体力度 中級 歩行時間 6:00 歩行距離9.0km
危険度 中級 上り595m 下り 1122m
東根市のスキー場ジャングルジャングルを訪れると正面には絶壁がそそり立つロックラ
イミングに全国 から訪れる黒伏山とその東側に急峻な山容の柴倉山が見える。南側には
宮城県と山形県の県境の尾根が続いていて寒風山や白髪山のピークが有る。寒風山と白
髪山との間の登山道は廃道同然になっていたが、東根市の有志が 2000 年からこの区間
の刈り払いを行っていて、近年は静かな健脚向き山を求めて入山する登山者が増えている。
山頂からは二口山塊から蔵王に続く重畳とした山並みが一望できる。北側の粟畑方面に少
し進むと、仙台カゴの岩峰の奥に船を伏せた姿の船形山が大きく見える。
【日程】:(==バス、~~歩き) ※天気や隊の状況により変更あります。
山交ビル 7:00==県庁 7:10==8:25 駐車場 8:45~~9:55 白髪山 10:00~~
12:20 寒風山 (昼食)13:00~~15:30 下山口(関山)15:50==16:50 県庁
16:50==17:00 山交ビル
【当日の主な経過】 | ||||||||
7:10県庁=7:30天童道の駅=9:30登山口手前よりスタート~10:38粟畑~11:15白髪山(昼食40分) | ||||||||
~14:00寒風山~14:30アオノ背~15:00コブノ背~16:15関山下山=17:00天童=17:35県庁 |
当初計画の柴倉山は周辺登山道に少し不安があるため、近くの白髪山(しらひげやま)~寒風山(かんぷうさん)縦走に変更。 | ||||||||||
本日の参加者22名。はじめて天童道の駅からも乗降となる。石崎山公園(初級によさげな2山)でトイレ休憩して、柳沢小屋通過。 | ||||||||||
その先林道にわずかに残雪があるも勢いつけて通過しようとしたが、途中でまさかのスタック。乗用車とは勝手が違い、手こずる | ||||||||||
も全員のチームワークでなんとか脱出。この後も残雪の不安があるため、急遽ここから登山をスタート。このトラブルで予定より | ||||||||||
45分遅れる。少しでも運行に不安があれば無理しないこと。 | ||||||||||
今日も天気は晴れ、残り200mぐらい歩いて登山口に到着。途中で案の定倒木、残雪あり結局ここまでバスは来れなかった。 | ||||||||||
ブナの森をゆっくり眺めながら粟畑分岐に到着。雪の斜面を登って縦走開始。登山道は整備されすんなり白髪山到着。 | ||||||||||
時間が押していたので、少し早いがここで昼食休憩する、ここからはいい眺め。その後も所々残雪があり慎重に歩く。 | ||||||||||
前白髪山、奥戸立山、奥寒風山と割となだらかなピークを順調に登頂。残雪の冷気と適度な風であまり暑さは感じない。 | ||||||||||
寒風山の手前は唯一急登で滑りやすく難儀するも無事登頂。再びここでしばらく休憩して、アオノ背、コブノ背を通過。 | ||||||||||
途中前々回と同様のヒヤリハットの事例が発生。メンバーは許可なくCLの前、最後尾役員の後ろに行ってはならない。 | ||||||||||
途中狭いトラバース道を慎重に歩いて無事関山トンネル宮城口に到着。標高を下げつつも7つのピークを登る光兎山に続く | ||||||||||
中級の上(会長談)のなかなかハードな山行になりました。参加者の皆さん、及川さん、大変お疲れさまでした。 | ||||||||||
今回は予想以上に虫が多く閉口したので、次回よりネット、忌避剤など防虫対策しっかりしましょう。 |
雪を削り、杉葉をしいて、力を合わせて無事脱出し、今日はここからスタート
会長と新会員林さんよりあいさつ
すぐに再び残雪
ようやく登山口
ブナの森
貫禄の山の王 よろしくお願いします。
雪渓トラバース
涼しくて気持ちいいい
ようやく粟畑分岐到着
雪の斜面を登り、白髪山をめざす。
白髪山でお昼。わらび、晩白柚、自家製いちごなどなどみなさんより頂く、ごちそうさま
白髪山 1284m
時々残雪あり注意
急登を乗り越えて、ようやく寒風山到着 なかなかの達成感
下山 道幅狭いので慎重に
関山トンネル宮城口に無事下山 、ほっとする瞬間
本日出会った花たち①: 大 サンカヨウ(山荷葉) 右からキクザキイチゲ、
ミヤマシキミ 左下から ツクバネウツギ、ヒメイチゲ(姫一華)、
クルマバソウ(車葉草)
出会った花② : 大シラネアオイ 下 ツバメオモト、
上 タムシバ、ムラサキヤシオ、ヤマエンゴサク
ほかにショウジョウバカマ、カタクリ、マイヅルソウ、カンスゲなど
※ 前回の光兎山で紹介したキバナノコマノツメはオオバキスミレの誤りでした。