12月2日(土)
福島 二ッ箭山(710m) 

 

 

福島県 体力度 初級 歩行時間3:40 距離4,0km
危険度 中級 上り436m 下り457m

 

二ッ箭山とは、二つの矢を立てたような山という意味で、男体山、女体山と呼ば
れる顕著な二つの岩峰である。古くから海の男達に守護神として信仰の対象とされ
ていたものと思われる。春のアカヤシオ、秋の紅葉の時期がお勧めだが、海の見え
る温暖の地であるがゆえに、冬の登山も可能な山として人気がある。登山としては
鎖場など難しく危険な個所もあるが、変化に富み展望も良い中級者向けの山であ
る。

 

     


 

 

 

 今年最後の例会は、前回の霊山に続き福島の二ッ箭山(ふたつやさん)、本日の参加者24名。
まだ暗い山形を定刻出発、米沢経由で順調に東北道を走る。磐越道に入るとさすが冬の太平洋側いわき方面は雲
ひとつない青空、3時間と少しで登山口到着。人気のお山で駐車場はすでに30台ぐらい駐車。「今日は岩場鎖場で有名な
山です。慌てず慎重に気合を入れて登りましょう。時間が許せば男体山にも登り、昼食は月山の予定ですが、眺望や
進行状況で変更もあり」と会長より挨拶。今回初参加のTさんから挨拶を受けて、青空の元、元気にスタート。
 道路わきには山茶花が満開、柚子もたわわに成って、さすがは磐城まだまだ秋の風情。
 登山道はつづら折りだが最初から急登が続く。計画では尾根コースだが、最初の分岐を右に行ってしまい、林間コース
を登って、〆張場から急な月山新道を下って尾根コースに戻る。少し登ると瀧山でおなじみ、一枚岩のホチキス梯子が
現れ、最初の岩場の洗礼を受ける。そのあとは、飯豊大日杉のざんげ坂より厳しい印象の名物30m鎖場が現れる。
ストックはしまって、鎖は滑りやすいので太いロープのほうをつかんで、左右に振られないように跨ぐようアドバイス。
 足場を確認しながら後半はほぼ垂直の岩場を休みながら慎重に登りきる。少し時間が押しているので、男体山は仰ぎ
見て女体山にアタック開始。巻道もあるがほとんどの方鎖場チャレンジ。途中狭い岩場で先ほどより足場が少なく次足
どこに置いたらいいのと声がするが、周りの適切なアドバイスもあり全員登りきり女体山登頂。こんな岩場ははじめて、
一人じゃ登れなかった、達成感MAXですと新会員さんの感想。ここ登ったら剣岳も登れるよと経験者がたたえている。
 狭い山頂で各々昼食をとり、眼下に広がる雄大な景色を眺めて記念写真。再び鎖場を慎重に下りて二ッ箭山(三角点)
に向かう。こちらは事前情報の通り眺望がなく、お姉さんに記念写真を撮ってもらって、小休憩の後月山に向かう。
ここからは落ち葉の緩かな登山道となりすんなりと月山登頂。帰りは深い落ち葉に足をとられ悪戦苦闘するも無事下山。
帰りのバスでは、この1年の安全運転及川さんへの感謝と今後の日程が伝えられ山形に到着。皆さんお疲れ様でした。
 これにて今年の例会は無事終了。のちほど次年度の行きたい山、お勧めしたい山のアンケートをメールにて送ります
ので、今年の山行を振り返りつつ各自考えておいてください。
次は年明け1月6日(土)新春千歳山登山で元気にお会いしましょう。 皆様よいお年をお迎えください。

   

 

  あいさつ  

 

  神様、仏様 よろしくお願いします。

 

  

    登山スタート あれなんだか違うぞ             

    

 

 

   月山新道コースより無事尾根コースに戻る

 

     

 

  最初の一枚岩  今日の紅葉見物はこれにて終了(笑)

 

 

   岩場コース一択

 

 

 

   胎内くぐり?

 

 

  

    岩場コース2 ちょっと迷う場所も   仲良し親子?

 

 

   名物の 30m鎖場  上のほうはほぼ垂直     

 

 

  続いて女体山アタック  無事登頂   

 

        

  高いところがお好き  

 

 

                        

    お髭がお似合いですよ   もてる男はつらいなあ                                                                 

 

     

 

  山のご飯はやっぱりおいしい

 

 

     

   絶景かな 

                    

 

 

   女体山登ったぞー    

 

     

        二ツ箭山   お姉さん写真ありがとう   

 

 

   月山 541m  やっぱりここは登らないと

 

 

   ベストビューポイント

 

 

    

    終わってみると、あー楽しかった 二ツ箭山ありがとう     

    

   資料によるとここ10年は山行なし。

      写真等なく記録のみで2007年(平成19年)4月まで遡ります。

   

 

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