3月3日(日)
万世大路・栗子隧道 (874m) 

 

 

米沢市 体力度 中級 歩行時間5:00 距離8,5km
危険度 中級 登り520m 下り520m

 

初代県令三島通庸は、「山形県の発展の為には、米沢から福島経由で東京に至
る道路の整備が重要である」との判断から、刈安新道の整備を行なう。それま
で、往来する人々は板谷峠を越えることが多かった。
栗子隧道は1876年(明治9)12月着工、1881年(明治14)に完成、標高900メー
トルの位置に掘られた延長870メートルの山岳トンネルで、馬車や人力車が通行で
き、冬はそりでの通行が可能になった。工事の進行にあたっては、岩盤をノミな
どで素掘する当時のわが国の土木技術では困難を極めたため、オランダ人技術士
エッセールを招聘したり、当時世界で3台目となる穿孔機をアメリカから導入する
など、欧米の先進技術の導入にも積極的であった。
完成の翌年には、明治天皇が東北巡幸の際に刈安新道を通過され「万世大路」
と命名された。その後、自動車による通行を可能にするため、1933年(昭和8)か
ら1936年(昭和11)にかけて改修が行なわれ、これが2代目のトンネルとなった。

 

<当日の主な行程>
7:07県庁=7:55道の駅=8:15登山口~11:18隧道到着(昼休み)12:50~
14:05登山口=14:30道の駅=15:36県庁着

  

 

今日は千歳山以来の雪山ハイク、今年度最後の例会は米沢の万世大路栗子隧道。本日の参加者は20名。
個人で来られたことがある方は意外に少なく、数日前に山新にも紹介記事が載って皆さん期待していた
ようだ。山形はぐずついた天気だったが、米沢に入ると晴れてくる。予定の8:30に休日用の下の駐車場
に到着。青空が広がり、楽しいスノーハイクのスタート。昨日からのトレースをありがたく登っていく。
日差しもあって早々に脱ぎタイムとなり、おしゃべりしながらゆっくり歩く。少し足が疲れてきたころ、
ようやく栗子隧道到着。
 氷筍は例年に比べると小さく少ないとのことだが、初めて見るものにとっては幻想的で十分楽しめる。
入り口でお昼をして、右側の明治の隧道にも入ってみる。丈は低いがなんとなく石仏のようにも見え、
思わず手を合わせたくなる。
 帰りは童心にかえり、もふもふ雪を踏んであちこちショートカットもして楽しさ倍増。心地よい疲れ
を感じながら無事下山、皆さんお疲れさまでした。これで今年度の例会は事故なく無事終了。
 2024年も安全第一で登山を楽しみましょう。  

 

  

   雪山万全装備の会長挨拶をうけスタート

               

   

          

  

    ショートカット

 

   

   まだかなあ

   

   

     ようやく隧道到着

 

 

    

    にょろにょろ風

 

   昭和の隧道で

 

   楽しいお昼 でも冷蔵庫の中で食べてるみたい

 

 

   

  

    明治の隧道入り口

 

     天然の芸術品  明治の方はなんとなく拝みたくなる

 

  

     番号1,2,・・19 あれ?!  満を持して大トリ登場

 

    

       たのしい~♪

 

  

      お疲れさまでした。

     

  過去の山行は記録によると2013年(平成15年)11月栗子山・栗子隧道26名 

  まだ一般にもあまり知られてない頃か、11月だと氷筍はあったのかな?!

     

    

 

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