8月27日(土)~28日(日) 小野岳(1383m)、会津駒ヶ岳(2133m) |
おおよその経過 | ||||||||||
(1日目)5:00県庁 8:47小野岳登山口 11:05小野岳登頂(50分休憩)13:25下山 大内宿、塔のへつり見学 16:20檜枝岐宿着 | ||||||||||
(2日目)4:30宿出発 5:15登山開始 8:47駒の小屋(朝食)9:30会津駒登頂 10:15中門岳手前登頂 11:30駒の小屋(昼食)着 | ||||||||||
14:15下山 20:42県庁着(今回R121通行止めの為、米沢から東北中央道、東北道、磐越道を経由して大内宿へ) |
6月の二王子岳以来雨降り5連敗、内3回は登頂断念という、山の天気の神様との相性の悪い流れを断ち切るべく、 | ||||||||||
メンバー7人で一泊二日いざ会津へ。幸い磐越道に入ると青空に。まだ油断は出来ないが、久しぶりに | ||||||||||
青空登山に期待がふくらむ。そして晴れの小野岳大内登山口に到着。会長よりこのまま晴れて明日のウォーミング | ||||||||||
アップも兼ねて元気に頑張って登りましょうと、弾んだ声で挨拶。しかし意外と最初から急登で、こんなはずでは | ||||||||||
なかったような声も。風もないので尾根に上がる前ですでに結構な疲労感が。しかしその後は少ないビューポイント | ||||||||||
で猪苗代湖などを眺めて、ついに登頂。ほぼ時間通り下山して、大内宿に着いたら雨が降るという絶妙のタイミング | ||||||||||
で登頂も果たしついにミッションクリア。一同安堵して大内宿、塔のへつりという定番観光スポットを見学し、 | ||||||||||
無事旅館ひのえまたに到着、駐車は慎重に。夕食はおいしい山人(やもうど)料理に舌鼓をうつ。 | ||||||||||
滋養強壮に効果抜群と噂のサンショウウオの唐揚げも頂き、酔うほどに50周年記念登山、来年のプレ記念登山の | ||||||||||
プランなど、あれこれ妄想に話が弾み、1日目無事終了。 | ||||||||||
7時出発では土日の上の駐車場はとっくに満車という宿のご主人のアドバイスでおにぎりの朝食を持って予定変更の | ||||||||||
4:30に宿を出発。予報では午前中雨と覚悟していたが、無事まだ空いてる駐車場に着くも、まだ降っていない。 | ||||||||||
車で大きなおにぎりを食べ、夜明けを待ってスタート。少し登ると、木の根っこの本格急登が始まり、体力を | ||||||||||
奪われる。1700m過ぎると多少緩やかになって、森林限界を超えるとその後は花を眺めながら順調に駒の小屋へ。 | ||||||||||
ここで朝食タイムをとり、雨で冷えた体においしいコーヒーも飲んで温まり会津駒ヶ岳へ。必ず滑るので気をつけて | ||||||||||
と小屋の方から言われ、慎重に歩を進める。この辺からほんとうにいい景色なんだろうなあと晴れの日に思いをはせ、 | ||||||||||
花を眺めながら、無事登頂。 | ||||||||||
次に計画にはなかった中門岳に向かう。あまり高低差がないが滑りやすい木道を歩き、大きい池塘のある中門岳に無事到着。 | ||||||||||
早起きは三文の徳、天気には恵まれなかったが中門岳まで登頂できて一同大喜び。楽しく記念撮影をして駒の小屋に戻る。 | ||||||||||
ここでお昼にして、豚汁やうどんを食べて腹ごしらえし、長く感じる帰り道を慎重に下りて、無事下山。 | ||||||||||
再び宿に戻り、温泉で汗を流し、一路山形へ。ここでちょっとハプニング、どうやら中門岳の最高点を踏んで | ||||||||||
いなかったことが判明。Mさんより「今日は今まで最高の3万2千歩も歩いた。ハードだったけど3座も登れて | ||||||||||
よかった。旅館も最高、とても楽しい2日間でした」旨まとめていただき、ほぼ予定時刻に山形到着。 | ||||||||||
いろいろお世話になった旅館ひのえまた様、ありがとうございます。参加の皆様大変お疲れ様でした。 |
山道を車で登山口側まで上る。青空の下、会長あいさつも弾んでいる。
明日のウォーミングアップどころか最初から急登(汗)。なめたらあかんでした。
みなさん、すでにかなりお疲れの表情
整備されているが、さらに急登
ここからあと500m! 気合いを入れる
小野岳登頂(1383m 東北百名山、うつくしま百名山) 疲れてしばし昼寝
大内宿と塔のへつり
特に県外は名所などを見るのも山旅に深みが出て いい記念になるなあと会長
お疲れ様 小野岳登頂、連敗克服ミッションも同時クリア 乾杯!
おいしい料理 50周年記念はどこ行きたい?!
小野岳で出会った一部の花たち 左上ギンリョウソウ、下 ミズヒキ(ピンボケ) 、
右上からオクモミジハグマ、 ミヤマウツボグサ、ミヤマアキノキリンソウ
実は当日は小野岳がどの山かあまりよくわかっていなかった。
翌日晴れた帰り道に。 どっしりした山容のいいお山に登ったんですね 大瀧さん提供
2日目朝 車でおにぎりを食べ、夜明けを待って登山口へ
最初に鉄の階段の登山口スタート
しばらくジグザグの後 本格的に木の根っこ急登はじまる
ようやく周りの景色が少し見える 最初の展望所にて
石段から、普通の木道へ
もう少しで駒の小屋へ
小屋前で朝食、雨で体が冷えたので、普段はブラックだが、砂糖ミルクも
入れた甘いおいしい コーヒーも飲んで山頂アタックに備える。
会津駒ヶ岳登頂(2133m 日本百名山、花の百名山)
池塘群を行く
少し斜めの山頂標識に会わせてポーズをとるお茶目なみなさん
次は本番、併せて3座登頂し、達成感が表情にあふれるメンバー。
通りがかりのお兄さんに撮ってもらう。それがまさか!
確かにこの後の下りで2人が滑る 大瀧さん提供
小屋お昼閉店11:30ギリギリに到着。豚汁など食べて一休みし下山に備える。
小屋のご主人撮影
雨の登山は皆さんある意味慣れている。この時の一行の頭の中は、温泉とどこの
ソースカツ丼屋さんにいくか考えている。
笑顔で下山
大変お世話になった旅館前で
花の百名山 会津駒ヶ岳で出会った花①上から右から ホソバノキソチドリ、モミジカラマツ、
ミヤマキンポウゲ、下 ネバリノギラン、ハクサンフウロ、シラネニンンジン
花② 左上 ゴマナ、下オヤマリンドウ 右上 イワショウブ、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマホツツジ
花③ 左から モウセンゴケ、右ソバナ 下ミヤマリンドウ、ツリフネソウ
花④ 上左からチングルマ、ニッコウキスゲ。下チングルマ花穂、イワイチョウ
その他、コバイケイソウ、ピンク、白のリンドウ、ヤマアザミ、ミヤマオミナエシなどなど今でもたくさん咲いていました。
7年前の平成27年(2015年)5月に小野岳に単独の縦走で登っています。このときは新緑爽やかな5月、
同じ山でも季節で大分違う感じですかね