平成24年12 月2日・出羽街道中山越

今回の例会は、最上町堺田と宮城県鳴子をつなぐ国道47号沿いの"旧道”の
「出羽仙台街道中山越」(←これは平成2年文化庁が"国の史跡"として文化財
に指定した際の名称)を歩きました。
この道は平安時代から出羽国と陸奥国を結ぶ交易路で、芭蕉の句で知られる
「封人の家」や「尿前(しとまえ)の関」などの遺跡が残る、堺田〜鳴子間の約 11Km が
平成2年に国指定史跡になっている。
われわれは、バスで宮城県鳴子温泉まで行き、「尿前の関跡」から旧道に入りました。


 尿前の関跡  
『尿前の関跡』
尿前の関跡には石段があり、芭蕉の 句碑もある。関跡から一段上がった 所の薬師寺跡には斎藤茂吉の句碑 がある。  「元禄の芭蕉おきなも
   ここ越えて旅のおもいを
       とことはにせり」
             茂吉

 

 甘酒地蔵  
『甘酒地蔵』
小深沢・大深沢を渉り国道
47号にでる。
ここからバスで約2キロ先の
中山宿跡まで行き再び旧道に入った。
中山越の途中、気持ちのよい林の中で昼食をとり、その後 「甘酒地蔵」で記念撮影。
義経伝説を秘めた地蔵さまが
お堂の中に大切に祭られている。

 

 堺田入口  
『堺田入口』
「三界万霊碑」などが立っており、 往時の雰囲気が色濃く残っている 山道を歩き、出羽仙台街道中山越 の堺田側入り口に着く。ここが山形県 と宮城県の県境。

 

 封人の家  
『封人の家』
松尾芭蕉は中山峠を
越えて堺田に着いた頃には
既に日が暮れており
国境を守る役人が住む
「封人の家」に宿泊した。
 
 「蚤虱馬の尿する枕もと」
             芭蕉

 

 地蔵様の大松  
『地蔵様の大松』
最上町上満沢の「地蔵様の大松」 に寄る。
幹周り5.98m、山形県第2の巨木。

 

今例会の"旧道"の名称について
"旧道"の名称として、写真3番目の石柱に見るように、「出羽街道中山越」が古くからの
名称のようですが、種々の資料でも両方が使われており、特に国土地理院の地形図には
「出羽仙台街道中山越」と表記されており、いずれかと判断に窮したのですが、地元の大崎市
のホームページに、前記のような、史跡としての指定の際この名称「出羽仙台街道中山越」
でと記されており、本文中では適宜使い分けております。
 
(7:00)山形出発、(9:15)鳴子・尿前の関跡、(10:15)小深沢、(10:55)大深沢
(11:10)国道47号へ出る、〜 バスで移動、(12:20)中山宿跡より再び旧道へ
(12:00) 途中の気持の好い林のなかで昼食、(12:30)昼食後出発
(12:45)甘酒地蔵、(13:15)山形・宮城県境、(13:30)封人の家
(14:15)上満沢・地蔵様の大松
 
山形着 16:00。

*** 写真撮影 : 三 浦  鐵 太 郎 ***

記録表へ戻る