7月1日(土)
猫魔ケ岳(1404m)・雄国山(1271m)

 

 

 

 

福島県 体力度 中級 歩行時間7:00 距離 14,0 km
危険度 初級 登り592m 下り965m

雄国山と猫魔ヶ岳は猫魔ヶ岳の噴火によってできた直径 2km ほどの雄国沼カルデ
ラを囲む外輪山。6 月中旬にはレンゲツツジが周辺の山腹が赤く染め、7月上旬に
はニッコウキスゲの大群落が、雄国沼を黄色い絨毯のように覆う。
猫魔ヶ岳は山頂付近からは、磐梯山や飯豊連峰、吾妻連峰などの山々に、裏磐梯
の湖や猪苗代湖、雄国沼などの湖沼も眺めることができます。伝説で「人食い猫が
出没することに、この名前の由来がある。猫石付近はいつも草木を生せす、塵埃な
く掃除せしか如し」とある。「猫魔ヶ岳に化け猫が出て、人々に危害を加えるので、
殿様は家来に退治することを命じた。しかし、その計画が化け猫に聞こえ、殿様の
奥方が人質に取られてしまった。そこで鉄砲名人の百姓六三に化け猫退治を命じた。
六三は危機一髪、化け猫を退治して無事奥方を救い出した。六三はたくさんのほう
びをもらった」とゆう。

【当日の主な経過】
6:05県庁=高速=8:25八方台登山口~8:45スタート~9:55猫魔ケ岳~10:30猫石
~12:00雄国沼休憩舎(昼食45分)~13:05雄国沼~14:42雄国山~
16:45ラビスパ登山口下山=19:25県庁着

 

 ニッコウキスゲの見頃に合わせ7年ぶりの会津の雄国沼コース。2~3日前より各地で梅雨の大雨で山行計画も心配されるも
何とか天気は回復傾向。早朝小雨の降る山形より、高速を使って予定より早く八方台駐車場到着。本日の参加者25名。会長挨拶、
コース説明の後、雨の上がった磐梯山と反対側の登山口を元気にスタート。前日までの大雨でだんだん登山道がぬかるん
 でくる。滑らないように気をつけながら、ゆっくりと登る。たまに見える景色は真っ白。悪路だが、予定時間に猫魔ケ岳に到着。
 少し休憩し、写真を撮って、下りにはいる。時間の経過とともにドロドロびしゃびしゃは一層ひどくなる、猫石を通過して、その
うち登山道に猫魔川が流れるようになる。そして水かさの増えた沢を何度か渡渉する。途中でちょっと前にコース上に熊出没の
情報をもらい念のため列の前後でクマよけの笛を時々鳴らして歩く。
 少々歩き疲れたころ、ようやく雄国沼休憩舎到着。この天気でも訪れる人は多く中は満員状態。ここでお昼をして、雄国沼
に向かう。結構長い時間、沼の周辺を歩き、ようやく一方通行の木道に到着。奥に進むに従ってニッコウキスゲの群生
が増えていく。もやがかかって、幻想的な景色に。青空とはまた違った趣のお花畑を満喫。
周回路を歩いて、再び休憩舎にもどり、次の雄国山にむかう。先ほどよりは歩きやすい登山道をのぼり、30分ほどで山頂到着。
心の目で飯豊を眺めて、おしゃべりしながら長い長い散策路を歩き、ラビスパ登山口に無事下山。
悪路の14kmでしたが、いつも通りワイワイ楽しく登ることができました。次回はぜひ青空がいいですね。お疲れさまでした。

 

 

 

 

 

  

   

            

    雨が上がった。

 

 

    

    この後現実に

 

 

    

     どろどろびちゃびちゃ

 

 

    

     みんなでにゃん

     

 

    

       なぜ猫石か? 少し離れた所から見ると・・・

 

               

                そうだったんだ 

 

    

           水嵩がふえて渡渉も大変

 

 

    

            もう猫になった方も(笑)

 

    

    

    

      楽園       

 

     

      雄国山 1271m  

         

 

      

        西に行くか東に行くかそれが問題 計画通り東に

 

 

 

      

        会わなくてよかった お待たせしました。 

 

 

       

    

      猫魔ケ岳で出会った花たち: 左 ゴゼンタチバナ(御前橘)、

      ガクウラジロヨウラク(蕚裏白瓔珞) 右 タニウツギ(谷空木)、

      ミズキ(水木)、ギンリョウソウ(銀竜草)

 

     

       雄国沼であった花たち:大 ニッコウキスゲ(ゼンテイカ、禅庭花) 

       小 ミヤコグサ(都草)、ヒオウギアヤメ(檜扇菖蒲) 

                下左 サワラン(沢蘭)、トキソウ(朱鷺草)、ツルコケモモ(蔓苔桃)

 

      

      

         雄国山であった花たち:左上 ノアザミ(野薊)、

         ヨツバヒヨドリ(四葉鵯)、下左 タカネヨモギ(高峰蓬)、

                     シラタマノキ(白玉の木) などなど

 

 

        2016年の猫魔ケ岳、雄国山はこちら もっと雨でした。

 

                              

             

      

   

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