11月5日(日)
小又山(1367m)
 

 

 

 

最上町 体力度 中級 歩行時間7:00 距離9、0km
危険度 中級 上り1128m 下り1168m

奥羽山脈の一部をなす神室(かむろ)山地は、新庄盆地と向町盆地の間に横た
わり、新庄市と最上町との境をなしている。小又山は前神室(まえかむろ)、神
室山、天狗森、火打岳(ひうちだけ)と続く主稜線上に位置し、神室山地で最も
高い頂をもつ。
冬季は季節風をもろに受け止めるため積雪が多く、森林限界は低い。地質学的
には第三紀層の安山岩で構成されているが、広く花崗岩が露出している。そのた
め、海抜高度をはるかにしのぐ谷の深さで、滝やゴルジュが連続する。一方、尾
根も偏東積雪による非対称山稜の発達が著しい。
登山コースは、縦走路のほかに、西ノ又沢林道終点から1191m ピークを経由し
ても開かれている。コースはいずれも健脚向で、取付から片道4時間。山頂から
の眺望は、火打岳、虎毛山、禿岳、さらには、お花畑越しに遠く鳥海山を望むことができる。

 

     

【当日の主な経過】
5:10県庁=6:00道の駅ねまる=7:30大又登山口7:35~10:38越途分岐~11:48小又山(昼食・休憩)~
14:11(1111P)~15:38西ノ又沢登山口=16:50道の駅ねまる=17:47県庁着  



山形出発時は小雨。現地最上は曇りの予報。本日の例会は10年ぶりに神室連峰最高峰の小又山。
標高差約930m、参加者18名。
白川渓流公園の先の大又沢の林道は、数年前の豪雨の爪痕があちこち残る、凸凹の最悪級のコンディション。
普通車でも難儀するこの道を、ドライバー及川さん難なく登山口まで連れてきてくれた、感謝。
 会長よりここは最初からずっと急登です。ゆっくり落ち着いていきましょうと挨拶。その通り最初から急登の連続。
おまけに大量の落ち葉で足場もわかりにくい。周りは真っ白でなんにも見えない。1時間格闘するもまだ標高700mにも
至ってない。ようやく少しなだらかになり、山の恵みのきのこなど見つける余裕が。しかししばらくすると再び急登の連続。
途中で小雨も降ってきてカッパを着て黙々と登りやっと越途の分岐に到着。
 ここからしばらくあまり高低差のないトラバース道で順調に歩く。9合目過ぎ最後の急登。森林限界を越え、まったく
山頂の見えない、笹とガレ場の登山道を登る。だんだん風も強くなり寒くなる。
やっとのことで登頂、残念ながら東北のミニアルプスとも呼ばれる切り立った雄大な主稜線は、まったく見えず、
記念写真を撮る。山頂は狭いので北側の登山道で風を避けて、だんご状態でお昼。
 休んでいると体が冷えてくるので、予定より早めに休憩を切り上げ下山の途に。分岐からはしばらくなだらかな
登山道だが、1111Pを過ぎると、とんでもない斜度の落ち葉の坂道が延々続く。周りの木やロープをつかんでも、
落ち葉の滑り台の如く、ずるずるっと滑ってあちこちで悲鳴が。最後のひと山の下りも落葉の狭いつづら折りの道で
気が抜けない。ようやく後半小さく渡渉し、広い河原を渡って西の又登山口に無事ゴール。
 激登の一日、上りも下りも急登で今日のレベルは中(級)の上でした。私もすでに筋肉痛ですと会長の締めの言葉。
標高は1400mにも満たないがさすがどれも厳しい神室のお山。皆さん大変お疲れさまでした。

   

 

 

  

     やっと登山口到着             

    

 

 

   急登の連続ですが、頑張って登りましょう。

 

     

 

  スタート すぐ急登 コースタイム3時間半

 

 

   先頭で引っ張るあけみちゃん

 

 

 

  紅葉に映えるキレイどころ

 

 

  

   ようやく少しなだらかに   でっかいコブだなあ 

 

 

   ついに9合目    ここから最後の登り

  

 

 

   小又山 登頂! 真っ白!

  

        

   風をよけて登山道でお昼 

 

 

                        

       晴れていればこんな景色がみられたかも 小又山山頂、 火打岳・槍ケ先方面、 

    神室山方面 、歩いてきた稜線             2020.10.27 プライベートpicより

                                              

 

     

 

  ヒエ―、写真ではうまく伝わらない激下り! 

  こちらも必死で写真どころでない  山の神様 ご加護を        ようやく安堵の表情

 

 

     

   お疲れさまでした。                      

 

 

   山の恵み 今日は見るだけよ   サワモダシ、ナメコ2、ブナカノカ    

            

    

      

         

 

  2013年9月(平成25年)の山行はこちら  前回もあまり天気はよくなかったようです。 

 

 

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